摩耶山 掬星台~心を癒す「1000万ドルの夜景」

神戸の夜景は日本三大夜景のひとつにも数えられ、摩耶山にある掬星台からは大阪湾から神戸市街や神戸の港を一望する、国内屈指のダイナミックで美しいパノラマ夜景を体感することができる。1973年当時に六甲山から見渡せる地域の電気代が、1ヶ月あたり100万ドル以上だったことから、神戸の夜景が「100万ドル」と言われるように。その後、神戸の発展とともに「1000万ドルの夜景」と称され、2005年に鉄道会社が実際に試算をしてみた。掬星台から見渡せる市町で1日に消費される電気代を計算したところ、なんと1000万ドルを超えるという結果が出たそう。日没は空が青々と染まっていき、埠頭や街に明かりが灯り始める光模様は感動的で、神戸の代名詞ともいえる光景だ。そして、心を癒してくれる神戸の夜景は、復活を遂げた街の希望の光でもあり続けている。

掬星台 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-2

※三宮からのアクセス

JR三ノ宮駅からバスで「摩耶ケーブル下」まで約20分。摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗り継いで約10分「星の駅」より徒歩すぐ。

写真:© 一般財団法人神戸観光局

 

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